講演会を行いました
6月17日(日)13時30分より、神戸新聞社 報道部記者の段 貴則さんによる講演会を行いました。
講演の概要は以下のとおりです。
最近の改憲議論について、「自民党の改憲案の何が問題かを説明するのが難しい」という声があることを紹介。しかしその案にある“必要な自衛の処置”が「集団的自衛権」に変容する懸念を含んでいると・・・
また、最近の自衛隊を見ると、むかしの自衛隊と違ってきている。海上自衛隊の護衛艦の空母化や戦闘機も最新鋭のステルス戦闘機「F35B」の導入など、海外から見ると明らかに「軍隊」である。
兵庫県内において、改憲派の「日本会議」の集会の取材に行ったが、普通の主婦の方も参加しており、「中国漁船が海保の船にぶつかってきた映像(ニュース)を見て、これではいけないと思って参加するようになった」ときっかけを話した。また「自衛隊、ありがとう」キャンペーンも影響しているだろうとのこと。
これに対して護憲の人たちは高齢化により会の活動が止まっている状況もあり、若い人への取り組みの必要性を感じている。県内に280あった9条の会は、いまは100ぐらいまで減っている。
改憲の国民投票になったとき、「国民的な議論になるだろうか」と心配する。議論するのは改憲推進派と9条の会などの護憲派だけで、多くの人は“無関心”。「自衛隊ぐらい、いいのでは・・・」にならないだろうかと問題提起があった。
記念品として、「憲法手帳」と「憲法うちわ」をお配りしました。
参加者の皆さんからは好評でした。
0コメント